臨済宗方広寺派普門寺
寺院名 | 補陀山 普門寺 |
---|---|
住所 | 静岡県浜松市金折町991 |
宗派 | 臨済宗方広寺派 |
本尊 | 観世音菩薩坐像 |
開山 | 聖一国師(円爾弁円) |
普門寺の歴史
普門寺がいつ建てられたのか、創建時の詳しい記録は残っておりません。
ただお寺に残る由緒書には「開山聖一国師」と書かれております。
また、開山さま没後の普門寺は「依東福寺塔頭輪番所」になったとあります。
聖一国師がお亡くなりになられたのが1280年です。
お寺の資料によると、二世住職の即應和尚が亡くなられたのが文明4年(1472年、文明3年とも)ですので、少なくとも150年以上「塔頭輪番所」の寺院であったと考えられます。
即應和尚は中興開山となっております。
由緒書には、二世住職以降の歴代住職名と由緒も書かれています。
現住職は第二十三世となります。
開山 聖一国師
お名前を円爾弁円(えんにべんねん)といい、鎌倉時代に活躍された名僧です。
聖一国師の号は花園天皇より贈られたもので,日本禅僧最初の賜号です。
1202年 | 駿河国(現・静岡市)栃沢に生まれる 5歳より久能山にて仏教を学ぶ |
---|---|
1219年 | 奈良東大寺にて授戒 上野(群馬県)長楽寺、鎌倉寿福寺などでご修行をつまれる |
1235年 | 中国(宋)に渡り6年間留学 |
1241年 | 宋から帰国し、博多崇福寺、承天寺を開く |
1243年 | 藤原道家に招かれ、京都に移る |
1244年 | 故郷の静岡に戻り母を訪ねる |
1254年 | 幕府執権北条時頼に招かれて,鎌倉の寿福寺に住する |
1255年 | 19年の年月をかけ京都東福寺が落慶。開山として迎えられる |
1280年 | 10月17日早朝 79歳で遷化 |
1311年 | 花園天皇より「聖一国師」の諡号を贈られる |
静岡茶の祖 聖一国師
すでに栄西禅師より日本に伝わっていたお茶でしたが、武士や貴族など裕福な人達の間で飲まれる大変高価なものでした。
聖一国師は中国からお茶の種を持ちかえり、故郷を訪れた際に、生家からひと山超えた安部川本流沿いの足久保に種を播きました。
そして村人にお茶の育て方や飲み方を教えました。
足久保には「静岡茶発祥地」の石碑が建てられています。
そのほか聖一国師が伝え広めたもの
・そば
・うどん
・饅頭
・水車
・博多祇園山笠
・箱崎諷経
など
寺院紹介
寺院名 | 補陀山 普門寺 |
---|---|
住所 | 静岡県浜松市金折町991 |
宗派 | 臨済宗方広寺派 |
本尊 | 観世音菩薩坐像 |
開山 | 聖一国師(円爾弁円) |
普門寺の歴史
普門寺がいつ建てられたのか、創建時の詳しい記録は残っておりません。
ただお寺に残る由緒書には「開山聖一国師」と書かれております。
また、開山さま没後の普門寺は「依東福寺塔頭輪番所」になったとあります。
聖一国師がお亡くなりになられたのが1280年です。
お寺の資料によると、二世住職の即應和尚が亡くなられたのが文明4年(1472年、文明3年とも)ですので、少なくとも150年以上「塔頭輪番所」の寺院であったと考えられます。
即應和尚は中興開山となっております。
由緒書には、二世住職以降の歴代住職名と由緒も書かれています。
現住職は第二十三世となります。
開山 聖一国師
お名前を円爾弁円(えんにべんねん)といい、鎌倉時代に活躍された名僧です。
聖一国師の号は花園天皇より贈られたもので,日本禅僧最初の賜号です。
1202年 | 駿河国(現・静岡市)栃沢に生まれる 5歳より久能山にて仏教を学ぶ |
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1219年 | 奈良東大寺にて授戒 上野(群馬県)長楽寺、鎌倉寿福寺などでご修行をつまれる |
1235年 | 中国(宋)に渡り6年間留学 |
1241年 | 宋から帰国し、博多崇福寺、承天寺を開く |
1243年 | 藤原道家に招かれ、京都に移る |
1244年 | 故郷の静岡に戻り母を訪ねる |
1254年 | 幕府執権北条時頼に招かれて,鎌倉の寿福寺に住する |
1255年 | 19年の年月をかけ京都東福寺が落慶。開山として迎えられる |
1280年 | 10月17日早朝 79歳で遷化 |
1311年 | 花園天皇より「聖一国師」の諡号を贈られる |
~静岡茶の祖 聖一国師~
すでに栄西禅師より日本に伝わっていたお茶でしたが、武士や貴族など裕福な人達の間で飲まれる大変高価なものでした。
聖一国師は中国からお茶の種を持ちかえり、故郷を訪れた際に、生家からひと山超えた安部川本流沿いの足久保に種を播きました。
そして村人にお茶の育て方や飲み方を教えました。
足久保には「静岡茶発祥地」の石碑が建てられています。
そのほか聖一国師が伝え広めたもの
・そば
・うどん
・饅頭
・水車
・博多祇園山笠
・箱崎諷経
など